毎日の洗濯、本当に本当にお疲れ様です。
ご家族が多い方はさらに大変な思いをされているかと思います。
洗濯からの解放を夢見て乾燥機やドラム式洗濯機の購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
洗濯ものを干さなくて良くなるので、家事効率は格段にUPして、自由な時間を生み出してくれ、人生の幸福度は増します。
一方、乾燥機で心配なのは「衣服の縮み」ですよね。せっかく乾燥機を購入しても、部屋干しばかりではがっかりしてしまいます。
我が家では、①ドラム式は高すぎるし ②縦型洗濯機がまだ使えるので、縦型洗濯機とセットでこちらの電気衣類乾燥機を2年前から愛用しています。
詳しくはこちらをどうぞ
この記事では、電気衣類乾燥機を使用して、実際に「縮んでしまった失敗例」をご紹介いたします。
後半では「縮めずに電気衣類乾燥機を使いこなすコツ」や「電気衣類乾燥機導入のメリット」についても触れていますので、よかったら最後まで読み進めてみてください。
“公開”します!
【失敗例】電気衣類乾燥機で縮むものは?我が家の縮んだ衣服たちを公開
早速ですが、電気衣類乾燥機で縮んだ我が家の失敗例は以下です。
・ぼくの綿のセーター
・娘のキルト生地パジャマ
・たくさんの靴下
・息子の毛糸の帽子
ぼくのユニクロの綿のセーター
見事なまでに縮み、サイズはMサイズからSSサイズ(キッズサイズ130くらい)へ
一応着てみたらお腹が出て罰ゲームみたいだったので、やむなくサヨウナラしました。
娘のキルトのパジャマ
娘のかわいいキルト生地のパジャマも縮んでしまいました。
もともと少し大きめのサイズだったので今でも使えています。
靴下、全般
靴下も縮んでしまうものが多いです。
これは必要以上に乾かしていることが原因です。
(靴下は乾いているのに一緒に入れている衣服が乾いていないため、余分に乾燥をうけるため)
解決法は後半で解説しています。
息子の毛糸の帽子
毛糸はいけないとわかっていながらうっかり入れてしまい、サイズは2/3くらいに縮みました。
つよく引っ張りながら3歳の息子の頭にかぶせようとしましたが無理でした。
こちらもやむなくサヨウナラしました。
それは縮んで当たり前だろ!!と言われてしかるべき、ベタなものばかりで恐縮です。
以下、パナソニックさんの「乾燥できないもの一覧」です。こちらもご参照ください。
電気衣類乾燥機で衣類が縮む2つの理由
そもそも電気衣類乾燥機で衣服が縮む理由はどのようなものがあるのでしょうか?
この原因を知っておくことは、あなたの衣類を守るうえで大切です。
理由は以下2つです。
①高温で繊維が縮む
電気衣類乾燥機は、70-80℃の高温で衣服を乾燥させます。
短時間で乾燥させたり除菌効果も期待できるメリットがある一方、熱に弱い素材の衣服は縮んでしまいます。
②回転で繊維がつぶれる
乾燥機の中で洗濯物は結構激しく回転を繰り返しながら乾燥していきます。
回転の圧で繊維は少しずつ押しつぶされてしまうので、これも衣服が縮む原因の2つめです。
熱や回転で縮むのはわかったけど、結局部屋干しばかりではせっかく乾燥機を買った意味がないですよね。
次に、「乾燥機と部屋干しの割合」について我が家のケースをご紹介します!
乾燥機と部屋干しの割合は?
部屋干し2 < 乾燥機8
家族5人分の洗濯物の量を「10」としたときに部屋干ししている割合は「2」です。
縮みそうな衣服や傷みやすい衣服は部屋干しが必要です。
部屋干ししているものは以下です。
・セーター
・大切なTシャツ
・パーカー
・色の濃い服(紺や黒)
結局、一部の衣服は”部屋干し”する必要があるのですが、それでも電気衣類乾燥機の導入は意味があるでしょうか。
電気衣類乾燥機を買う意味はあった?
普段は妻の方が圧倒的に使っているので、「結局、縮みやすい衣類は部屋干しもしなきゃいけないけど、それでも電気衣類乾燥機を買う意味はあったか?」について聞きました。
妻いわく、部屋干しも結局必要だけど買う理由は以下3つです。
①1日が24時間から26時間に
②子供のこまごました服を干さなくて良い
③いざという時にすぐ乾かせる安心感
①1日が24時間から26時間になる
縮みやすい衣服など結局部屋干しも一部必要ですが、その他8割の衣服は乾燥機が乾かしてくれるので労力と時間が大きく軽減されます。
奥さんいわく、1日が26時間になった感じだそうです。1日2時間増やせるってめちゃくちゃ大きいですよね。
②子供のこまごました服を干さなくてよい
お子さんのいらっしゃる家庭では、子供(とくに赤ちゃん)の衣服やくつ下は小さくて探すのも干すのも本当に大変ですよね。
乾燥機だとまとめて入れてしまえばあとは乾燥を待つだけなので乾燥機のありがたみを感じるそうです。
③いざという時にすぐ乾かせる安心感
お子さんが小さい方では具合が悪くなったとき(嘔吐したときなど)、タオル類や着替えが足りなくなることはないでしょうか。
洗濯機で洗いながら、乾燥機で乾かす同時進行でハイパー時短になります。
いざという時にすぐに乾かせるので頼りになる存在で、本当に買ってよかったと思う瞬間のひとつです。
④いろいろモノを減らせる
10連のハンガーや洗濯ばさみのたくさんついた乾かすやつ(名前わからなくてすみません)も使わないので断捨離できました。
我が家では洗濯物を干すスペースがなく、やむなくリビングに干していたのですが、それもしなくて良くなったのでスッキリとしたリビングで過ごすこともメリットです。
その他の乾燥機導入によるメリットはこちらの記事で詳しく紹介しているのでよろしければご参考ください。
乾燥機で縮んだ服をもとに戻す方法
「縮んでしまった大切な衣服は、ただ諦めるしかないのでしょうか?」
答えは、NOです!
試すべき方法があります!
方法は、以下2つです。
① 霧吹きで濡らして再整形
乾燥機で縮んでしまった衣服も例えるなら”高野豆腐”です。
霧吹きやアイロンのスチームでもう一度水分を与えると、息を吹き返すこともあります。
その後、再度形を整えて乾かすことで完全とまではいかずとも、大切な衣類の再生を図れます。
② 毛素材の場合は髪用トリートメント
家にあるアイテムでお試しいただきたいのが、髪を洗うときに使う「トリートメント」です。
トリートメントは衣服の表面をコーティングし毛素材を守る効果が期待できます。
手順としては、
①ぬるま湯にトリートメントを溶かす
②衣服を入れ、衣服を整形し1時間放置
③手洗いでトリートメントを洗いながす
④ハンガーで乾かす
縮んでしまった衣服は諦めずに、2つの方法をぜひお試しください。
他の方の縮んだ失敗例も気になって調べました。
次から紹介させていただきます。
SNS 乾燥機で縮んだツイート紹介
SNSで見つけた失敗例は以下です。
・帽子
・キッチンマット
・ジーンズ
・Tシャツ
・シャツ
https://twitter.com/Mksr118/status/1449240971028283393
→ キッチンマットは避けたほうが良さそうです。
怠慢して帽子を乾燥機にかけたら縮んだな……こんな姿になっちまって……(現実)
— 上條 (@swedcxzaq) October 15, 2021
→ 結構多かった失敗例が「帽子」です。
https://twitter.com/roomshare_5yoc/status/1446657597252141061
→お気に入りのTシャツやシャツはハンガー干しが無難です。
大切な衣服を守りながら乾燥機をうまく使いこなすコツはどのようなことがあるのでしょうか。次に妻がつかんだコツについて紹介します!
大切な衣服を乾燥機で縮ませないコツ
つかんだ4つのコツを紹介します!
衣服を縮ませずに乾燥機を使いこなすコツは以下です。
①量を入れすぎない
②色の濃い服入れない
③衣服の大きさを分けて入れる
④仕上げに乾燥機を使う
①量を入れすぎない
我が家の電気衣類乾燥機は6kgなのでたくさん量は入るのですが、パンパンに入れすぎると衣服にとってよくないことが起こります。
具体的には以下です。
・衣服がからまって乾きがイマイチ
・ノンアイロンYシャツがしわくちゃ
・パーカーのポケットが乾いていない
7〜8割くらいの量で回すときれいに乾くので少し余力を残して回しましょう。
②色の濃い服はいれない
黒や紺などの衣類は色落ちして白っぽくなることが多いので避けるのが良いです。
こちらは息子のトレーナーです。
③衣服の大きさを分けて入れる
「衣服の大きさ」や「乾燥時間が同じくらいのもの」を分けて乾燥機を回すことで乾かしすぎによる縮みや乾燥不足を防ぐことができます。
種類 | 具体例 |
すぐ乾くもの | 靴下、子供の下着 |
乾きのわるいもの | 大人のパーカー、ジーンズ |
靴下はもう十分乾いているのに、ほかの衣服が乾くまでの乾燥に付き合わされて、干上がり縮んでしまうことがありました。
④仕上げに乾燥機を使う
乾きの悪い衣服、パーカーやジーンズなど乾きにくいもの(ポケットが特に乾かない)は、最初外干しして、ある程度乾いたときにほかの洗濯物と一緒に入れて、仕上げの乾燥に使うのがオススメです。
ほかの洗濯物の乾かしすぎや、パーカーやジーンズなどの半乾きを防ぐことができます。
以下、パナソニック電気衣類乾燥機 NH-D603取扱説明書の「縮みを少なくするコツ」と「痛みを少なくするコツ」です。
縮むと困るものは”外干し”か”浴室乾燥機”
これまでご紹介したとおり、乾燥機は便利ですが、縮む衣服は「外干し」あるいは「部屋干し」が必要となります。
もう一つの選択肢てしては、「浴室乾燥機」という手もあります。
我が家は設置していないのでネット検索したところ、こちらの記事がよくまとまっていました。ご参照ください。
この記事のまとめ
今回は電気衣類乾燥機で縮むモノに関して、我が家の失敗例を含めてご紹介しました。
電気衣類乾燥機で縮んでしまうもの、注意が必要なものは以下です。
・綿のセーター
・キルト生地パジャマ
・靴下(乾かしすぎてしまう)
・帽子類
・キッチンマット
縮む恐れのあるものは、部屋、あるいは外に干す必要があります。
しかし、多くの洗濯ものを乾燥機で乾かすことができるので、電気衣類乾燥機の導入であなたの家事の負担は大きく減らすことができます。
あなたが一日も早く洗濯から解放されて、ますます幸せな毎日を過ごせることを心から願っています!
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!