電気衣類乾燥機の思いがけないメリット
ここからは電気衣類乾燥機を導入する前には【予想もつかなかったメリット】について紹介いたします。
夫婦ケンカが50%減少
おおげさに思われるかもしれませんが、我が家では電気衣類乾燥機を導入して夫婦ケンカが明らかに減りました。
あと、食洗機の効果も同じくらい大きいです。【電気衣類乾燥機と食洗機の導入】で、以前より夫婦ケンカは半分以下に減ったと思います。
食洗機導入のメリットに関してご興味のある方はこちらもご参考ください。【子育て世帯】 食洗機を半年使って得られた「5つのメリット」と「2つのデメリット」
どうして夫婦ケンカが減ったのか奥さん話し合ってみました。考えられる理由は、多分次の2つです。
① 自由な時間が心の余裕を作った
一番は、洗濯物を干すという面倒な家事がひとつ減ったことで、【時間に余裕】ができたことです(主に奥さん)
自由な時間が少し増えたことで、「お互いの心に余裕ができて」、夫婦ケンカが減りました。
② リビングに洗濯物を干さなくて良くなった
これまで、外で干せない日は、洗面所とリビングに洗濯物を干していました。リビングにカラフルな洗濯物があると視覚からの情報が多くそれだけで疲れるし、空間としてのスッキリ感はなくなってしまいます。
スッキリとしたリビングは気持ちがいいです。「空間にゆとりができること」で夫婦ケンカを減らしてくれました。
寒い日のお風呂場の暖房役
乾燥機を回すと、かなりの熱と湿気を発します。洗面所が「ジメジメした夏」みたいな感じになります。
寒い日はこれが、立派な暖房として機能します。
”ハンガー達”の大量断捨離
もう洗濯物を干さなくて良いので、大量の「連続ハンガー」と「角ハンガー」を断捨離することができました。
角ハンガーはおなじみのこれです。
写真撮ればよかったのですが、手放したハンガーたちは、こんな感じです。
断捨離できたハンガーたち
・【子供用10連ハンガー】×2
・【大人用10連ハンガー】×2
・【角ハンガー】× 3
使わないときは地味に場所をとるし、しまうのが大変だったので本当にスッキリしました。
電気衣類乾燥機は時間の余裕だけでなく、空間にも余裕を与えてくれます。
”ボタン一つ” で妻に感謝される
うちの奥さんは洗濯物の干し方に割とこだわりがあります。(特にバスタオルの干し方にはえらいうるさい笑)
なので、今まではぼくが干しても、結局奥さんが干し直して二度手間になったり、指導を受けるケースがありました。
報われねぇぜ…
しかし、電気衣類乾燥機がきてからは、
乾燥機回してくれたのぉ
助かるぅ〜 ありがとうぉ❤︎ここに文字を入力してください
ボタン一つでこんなにほめられて感謝されることなんて他にありません!
電気衣類乾燥機は”ボタン一つで”超効率よく妻のポイントを稼げます。
電気衣類乾燥機のデメリット
当然良いことばかりではありません。電気衣類乾燥機のデメリットについてもここから紹介させていただきます。
初期投資はかかる
我が家では、ネットの楽天経由のヤマダ電機で買ったのですが、本体と設置台で¥80440でした。(設置台の組み立てと設置費用込み)
8万円は普通に考えると高いですよね。いくら安く買ってもどうしてもこれだけの初期投資はかかってしまいます。
とはいえ、ドラム式洗濯機への買い替えや、ガス衣類乾燥機「乾太くん」よりは断然安くすみます。
1度の乾燥で約70円の電気代がかかる
※出典 Panasonic
こちらも当然ですが、使えば使うほど電気代はかかります。
我が家で使用しているPanasonic NH-D603だと、一回乾かすのに3時間、消費電力が1390Wなので、そこから計算すると1度の乾燥で約70円となります。
デメリットといいながらも、奥さんの時給を考えると超激安だと思っています。
綿100%は痛むから別干し
これは妻が言っていたのですが、綿100%はいたむので別干しが必要なようです。
説明書にも綿の衣服は乾燥できないとしっかり書いていました。
Tシャツの首がくたるので別干し
普通に干すよりTシャツの首の形が崩れやすいです。大切なTシャツは別干しすることをオススメします。
セーターは罰ゲームなみにちぢむ
一度あやまってぼくのセーターをいれてしまいました。
着てみたらお腹が出るほどで、元の70%くらいまで縮んでしまいました。
妻は腹を抱えて笑ってくれたのでオモローを届けられたのですが、無印のセーターはもう着れないのでさようならしました。
ウールのセーターも洗濯できないものにしっかり書いてありました。
フィルター手入れの手間
毎回衣服からたくさんのホコリが出てフィルターにたまるので手入れが必要です。
「ネットフィルター」は毎回手でホコリをとるのと「不織布フィルター」もホコリを掃除機で吸う必要があります。
別で4〜5回使ったら捨てられる紙フィルターもあるんですが、我が家ではそちらを使っています。(Panasonic 紙フィルター)
フィルター手入れは、慣れるまで面倒かもしれません。
排水バケツの手間
衣類を乾燥させるとお水が出るので、それを「排水」する必要があります。
ホースをつないで排水口に流せるタイプの洗濯機なら問題ないのですが、できない機種だとバケツに排水する必要があります。
水もそんなに多く出ないので毎回は必要ないですが、油断するとバケツの水がいっぱいになると捨てないと床が水浸しになります。
スマートにバケツ排水する方法についてはこちらをご参考ください。衣類乾燥機の排水はバケツで十分【予算200円でスマートに排水】
ガスの「乾太くん」よりは乾きは遅い
これはわかっていたことですが、ガスの乾太くんにはかないません。
ガス衣類乾燥機「乾太くん」:5kgで52分
Panasonic 「NH-D603」:6kgで2時間40分
3倍くらいの差ですね。我が家はオール電化の賃貸で乾太くんを断念しましたが、より時短を求める方は、乾太くんオススメです。
洗面所の熱気と湿気「夏が心配」
電気乾燥機から発せられる熱気と湿気は、冬の洗面所の暖房役になると先ほど紹介しましたが、夏はデメリットになります。
購入してからまだ夏を経験していないので、また詳しく書かせてもらいます。
最初の5回はタオルが獣臭い
これは実際に使用したらわかると思うのですが、我が家で購入したPanasonic NH-D603については最初の5回は獣臭くなって気になりました。
ネットの口コミもいろいろ調べましたが、みなさん書いていたので新品ならではデメリットなんだと思います。
心配で詳しく知りたい方はこちらもご参考ください。パナソニック電気衣類乾燥機、せっかく買ったのに臭い!【最初だけです】
設置台に置けない場合がある。
こんな感じで、設置台で縦型の洗濯機のうえにスマートに置くのが理想ですが、置けない場合があります。
設置台が置けないケース
①洗濯機の高さが高すぎる
②洗面所に梁(はり)がある
こうした場合はやむなく床置きや洗面所以外の場所に置かなければならないケースもあります。
もし①洗濯機の高さが高すぎて設置台が置けないケースは、非公式のマル秘裏ワザがあるのでこちらをご参考ください。【床置きはいやだ!】衣類乾燥機を洗濯機の上に置けないときの解決方法
背の低い方は設置台が不向きかもです。
設置台に置くと少し高さが出るので、背の低い方は洗濯物の出し入れが大変かもしれません。ネットで検索すると毎回台を使って使用されている方もいらっしゃるようです。
設置台は高さ調節が可能で1番高くすると1390(mm)です。これに乾燥機の高さが加わるので、身長140cm~150cm台の方は少し大変かもしれません。
設置してくれる業者さんに高さを相談してください。
電気衣類乾燥機メリット・デメリットまとめ
この記事では電気衣類乾燥機を実際に半年間使用して感じたメリット・デメリットについて紹介しました。
以下、まとめさせていただきます。
・もう洗濯物を干さなくて良い
・自由な時間が増える
・虫や花粉。黄砂がつかない
・衣類が外臭くならない
・雨や梅雨でも、カラカラのふわっふわ
・心置きなく外出できる。どこまでも!
・コインランドリーに行かなくて良い
・バスタオルも「ふわっふわ」に乾く
・息子のジャージを朝30分で乾かせる
・赤ちゃんの着替えも足りなくならない
・初期投資は圧倒的に安い
・転勤族(引越し)にめっぽう強い
・乾燥中に次の洗濯を回せる(効率的)
・夫婦ケンカが50%減少
・寒い日のお風呂場の暖房役
・”ハンガー達”の大量断捨離
・”ボタン一つ”で妻に感謝される
・初期投資はかかる
・1度の洗濯で約70円の電気代がかかる
・綿100%は痛むから別干し
・Tシャツの首がくたるので別干し
・セーターは罰ゲームなみにちぢむ
・フィルター手入れの手間
・排水バケツの手間
・ガスの「乾太くん」より乾きは遅い
・洗面所の熱気と湿気「夏が心配」
・最初の5回はタオルが獣臭い
・設置台に置けない場合がある
・背の低い方は設置台が不向きかもです[/box01]
我が家でも導入するときは、電気衣類乾燥機って周りに使っている方もいないし本当に大丈夫なのかな?といろいろ心配もありましたが、生活を大幅に楽にしてくれていて、何より夫婦ケンカを半分に減らしてくれました。
我が家ではこちらの機種をつかっていますが、大容量でオススメです。
こちらの記事で詳しくレビューしているのでご参考ください。ちゃんと乾く!パナソニック電気衣類乾燥機(NH-D603) 使用感レビュー
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!